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Channel: EBook2.0 Forum»サービス指向
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オープン・パブリッシングのビジョン:(2)出版経営とテクノロジー

オープン・パブリッシングは一つの産業=社会システムのビジョンなので、多少とも理論的な根拠を明確にしておく必要があると思う。妥当性についてはバリューチェーン理論に、技術的実現性はサービス指向アーキテクチャ(SOA)に依拠しているが、出版界では(本のテーマとして以外に)なじみはない。しかし、デジタル時代の出版の再編成の底流にはこの2つがあり、それをアマゾンが体現している。われわれがオープンにしなければな...

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オープン・パブリッシングのビジョン:(3) コンテンツとサービスのカタログ化

オープン・パブリッシングはお題目ではなく、現に進行中の現実である。問題は、環境の変化が速いのに対して、認識が追いついていかないことだ。とくに国により、業界によりばらつきが大きい。私たちはこれを、拡張された出版のフレームワークとサービスを示す、グローバルなイニシアティブとしたいと考えている。つまり、ビジネスにおいて使える実践的情報をやり取りすることで「オープン」な世界を広げて生きたいということだ。詳細...

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オープン・パブリッシングのビジョン:(4) 21世紀の出版編集技術

オープン・パブリッシングは、サービス指向ITを「出版」のバリューチェーンに効果的に組み込むことでその可能性を最大化させるコンセプトだ。それは出版の社会的機能を、デジタル革命という歴史的転換に対応するように再構築する試みでもある。多様なコンテンツとサービスの協調環境のためのマッピングを行うが、それを機能させるのは人間だ。21世紀のプロのための編集出版技術を再定義し、スキル/メチエを拡げ、高め、評価を得...

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プロジェクト指向出版:(1)コンテンツからサービスへ?

出版社にとって「版」は打ち出の小槌であり、それがプロダクトとしての本を生み出していた。しかし、いま版は確かな実体を失い、コンテンツもあまりに頼りない。多様な価値を読み取り、コントロールすることで出版の姿を変えている「サービス」は、しかし出版の中心主体にはなり得ないだろう。では、21世紀に本をつくりだす力は何なのだろうか。 活字=版の希少性の終焉...

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プロジェクト指向出版:(2)サービスのデジタル化の進展

「サービス」の説明をとばしてプロジェクト/プロセスの話をしたいと思ったが、出版におけるサービスの性格はとても複雑で、しかもデジタルによってサービスが変容したことが出版の変化をもたらしているので、そこの理解が共有できないとプロジェクトが重要といったところで具体論には進めない。そこでしばし寄り道するのをお許しいただきたい。 出版のエコシステムとデジタル化:個別から連携へ...

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プロジェクト指向出版:(3)サービス化を超えて

デジタル(=サービス化)によって出版のエコシステムは一変しようとしている。出版に限ったことではないが、この転換には非常な痛みが伴う。出版における伝統的な仕事の価値観に多少とも浸し、そして様々な分野でのサービス化の現場を目にしてきた身としてはつらいものがあるが、出版を未来につなげていくために可能なことを考えるしかない。 サービス化によって出版が直面する2つのリスク...

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プロジェクト指向出版:(4)価値からの再出発

サービスに使われることなく、使いこなすには、出版の目的を明確にし、達成しなければならない、というわけで本題に入る前にサービスについてしつこく述べてきたわけだが、理解いただけたかどうか。しかし出版が何のために存在してきたかを、いまほど痛切に感じられる時はない。目的さえ明確であれば、プロセスはコントロールできる。 版が仮想化しても結晶化された知識の価値は不滅...

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プロジェクト指向出版:(5)なぜ、いまなのか

情報コモディティの生産と流通としての出版ビジネスは、オンラインが圧倒的に有利であり、アマゾンの優位はそこにある。しかし書店に引き籠っていてはグーテンベルク出版の最後の日を待つばかりだ。出版の主導性は、コモディティを超える社会的価値としての「大きな目標」を訴求し、実現する能力に懸かっている。 プロジェクト指向とは何か...

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